大工と宮大工は、どちらも建築に関わる職業ですが、具体的な違いについて答えられるという方は少ないのではないでしょうか。
今回は、大工と宮大工の違いについて解説します。
▼大工と宮大工の違い
■大工
大工とは、住宅やアパート等、一般的な木造の建物を建てられる職人を指します。
木材を使って、柱や梁を組み上げたり、屋根・床・天井の下地を作る等の作業を行います。
多くの日本の住宅が木造によって建てられているので、建築業界において必要不可欠な職業だと言えるでしょう。
新築の他、
リフォーム・増築の現場が、大工の活躍の場です。
■宮大工
宮大工とは、神社や寺院・お城などの日本の伝統的な建造物を建てられる職人のことです。
名称の由来は、神社のことを「お宮さん」等と呼んだことにちなみます。
伝統建築を建てる際には、釘をなるべく使用しない「木組み」という技術を用いて建てる必要があるのです。
そのため、木組みに精通していることが、宮大工の特徴と言えます。
木材を熟知した宮大工の技術・経験を生かして、一般住宅を建てることもあります。
▼まとめ
大工と宮大工には、以下のような違いがあります。
・大工…一般的な木造の建物を建てられる
・宮大工…特殊な技術で神社やお寺を建てられる
工務店の中には宮大工が在籍している会社もありますので、木組み等の技術を使った家作りに興味がある際は確認してみると良いでしょう。
当社は、木の性質や活かし方を知り抜いた、宮大工の技術を駆使して住宅を建てております。
「伝統技術に興味がある」という方は、ぜひ一度当社の見学会へお越しください。