木造の耐火建築物を実現させる方法について
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2023/03/15
コラム
自分や家族の安全を守る際、耐火構造にすることが大切だと言われております。
では木造の注文住宅を建てる際、どうすれば耐火性を得られるのでしょうか?
そこで今回の記事では、木造の耐火建築物を実現させる方法について解説します。
▼木造の耐火建築物を実現させる方法
木造で耐火建築物を実現させるには、以下の方法のいずれかを用います。
■メンブレン型耐火構造を用いる
メンブレン型耐火構造とは、せっこうボードなどで建築部材を覆うことにより、耐火性能を高めることです。
この方法は国土交通大臣の認定を取得している、一般的なものになっております。
■木質ハイブリット部材を用いて耐火性能を上げる
木質ハイブリット部材とは、木材の厚板で鉄骨を覆うことで木の質感を出しつつ、耐火性能を高めた部材のことです。
1時間の耐火性能があり、設計の自由度が高いのもメリットに挙げられます。
■耐火性能検証法を用いる
天井を高くしたり空間を大きくすることにより、火災時に熱がこもりにくくなります。
木造の耐火建築物を建てる際、耐火性能検証法の基準を満たしているかどうかもチェックしましょう。
▼まとめ
火災などの災害による被害を最小限にするためにも、以下のいずれかを用いた耐火建築物を選びましょう。
・メンブレン型耐火構造を用いる
・木質ハイブリット部材で耐火性能を上げる
・耐火性能検証法に則った建築を行う
弊社では、木造の耐火建築物に関するご相談を受け付けております。
専門の知識と技術を持ったスタッフが皆様の悩みに寄り添いますので、一度お問い合わせください。