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木造軸組工法と2×4工法の違いとは

query_builder 2023/04/01
コラム
45
多くの木造住宅は、木造軸組工法と2×4工法が主流と言われております。
聞いたことがあるけど、違いが分からない方も少なくありません。
そこで今回は、木造軸組工法と2×4工法の違いについて解説させていただきます。

▼木造軸組工法と2×4工法の特徴
■木造軸組工法
木造軸組工法は、柱や梁などを基礎とした工法です。
軸組みに取り付ける筋交いや補強金物などで、耐久性や耐震性を向上させます。
空間上の点を結ぶように、空間を構成しているのです。
木造軸組工法の場合、集成材が使われている頻度が多いでしょう。

■2×4工法
2×4工法とは「木造枠組み壁工法」とも呼ばれ、面材を用います。
天井を構成した6面体の構造を基礎としていることが、特徴に挙げられます。
外から伝わる力を分散するため、耐震性に優れているのがポイントです。
木造軸組工法に比べて部材の種類が少ないので、造りを簡略化できます。

▼木造軸組工法と2×4工法の主な違い
2つの工法の主な違いは、以下の通りです。

・間取りの決めやすさ
・開口部の取りやすさ
・耐震性
・防火性

それぞれの違いについて、説明します。

■間取りの決めやすさ
木造軸組工法は、点の位置によって間取りを決められます。
そのため、2×4工法に比べて間取りを決めやすいですね。

■開口部の取りやすさ
柱と柱の間隔が開いた間取りや大開口の窓を作る際は、木造軸組工法をおすすめします。
2×4工法に比べて、作りやすいですよ。

■耐震性
2×4工法は面で構成するため、木造軸組工法に比べて耐震基準をクリアしやすいです。
木造軸組工法で耐震性を強化する際は、構造計算をしてから耐力壁の配置などを意識しましょう。

■防火性
木造住宅を面で構成することにより、炎を跳ね返しやすくなります。
2×4工法は木造軸組工法に比べ、防火性を高めやすいです。
木造軸組工法で建てる際、防火性能の高い素材選びを行いましょう。

▼まとめ
木造軸組工法は柱や梁などで軸組を作るのに対し、2×4工法は面材を用いた工法ですね。
間取りや開口部の決めやすさ・耐震性・防火性に違いがあるので、それぞれの特徴を踏まえた上で注文住宅を建てる必要があります。
「株式会社栗本建築」では、注文住宅に関する悩みを受け付けています。
熟練のスタッフが皆様の住まいづくりに携わっていきますので、ぜひ一度ご相談ください。

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